診察椅子をどうするか考えた話

今度は診察椅子について書いてみようと思います。

診察椅子でまず考えたのは、医師と患者の椅子にあまりにも違いがあるのはやめようということでした。

しばしばあるのが、医師が背もたれ付きの立派な椅子に座り、患者が背もたれのない小さな丸椅子に座るという状況です。

これは内科などでは、患者がそんなに長く座らないのと、背中の診察をすることもあるので、動きやすい背もたれのない小さい椅子が便利だからです。

逆に医師はずっと長時間座っているので、腰に負担が少なく背もたれのある椅子に座ります。すると、結果的に、椅子だけ見ると、えらく違ったものに座ることになっていることがよくあります。

しかし、精神科では背中の診察もしないですし、診察時間がもっと長いので患者も座る時間が長いのと、

あんまり違った椅子だと、

対等な立場で話しているという雰囲気が損なわれるんじゃないだろうかとも考えて、

医師と患者は同じぐらいの大きさや機能のある椅子がいいだろうと思いました。

ただ、医師と患者の立場は全く同じではないので、少しだけ違う椅子にしようかなと考えていました。

ですが結局、現在は全く同じ椅子を使用しています。

というのも、当初は少し違う椅子を購入したのですが、なぜかキャスターの跡がついて床に黒ずみが生じるという問題が発生したため、

すでにキャスターで床が汚れないとわかっている患者用の椅子を、私用にも買ったためです。

椅子に大きな工夫はなくなってしまったのですが、あまり差のない椅子にするという目標は実現しました。

患者さんの方に、クッションをひいています。