以前の病院で、このように処方されていたから同じように出して欲しいというご希望があります。

もちろん、問題のない処方内容であれば、まずは継続させていただいて、経過を見ながら調整が必要かみていきます。（薬剤によっては新しくご利用予定の薬局に在庫がなく、取り寄せに時間がかかる場合がありますので、ご注意下さい）

でも、たまに、適正な投与量を大きく超えた処方になっていること等があります。長い経過の中で、様々な判断の中でそのような処方になったのかもしれませんが、診療情報提供書もなく詳細不明なこともあります。

その時には、大変困ります。申し訳ありませんが、適正量の範囲での処方しか出来ないと考えています。

というのも、お薬は効果が期待できる分、副作用の可能性が全くないというものはないからです。

もし、入院が必要になるほど副作用が重篤であった場合に、医療費や年金などの給付を行う、医薬品副作用被害救済制度というものがありますが、

https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/index.html

この制度も、正しい使い方をしていなければ適応されません。