雑感

もうすぐ早いもので開院半年となります。

それまでは病院勤務で、入院患者さんの治療をしたり、外来診療でも退院した後そのまま長期間にわたって通院している方も多く、比較的症状の重い方の診療をすることが多かったと思います。また、認知症や高齢の方もかなりの数いらっしゃいました。

今のクリニックの外来診療では、女性医師で気軽に受診しやすいという雰囲気のためか、こういうところは初めて受診しますという比較的若い方、女性の患者さんが多いです。

以前は毎日の生活にもサポートが必要な方も多かったので、地域の関連機関と連携をとったり情報を共有することに時間を使うこともよくありましたが、現在では、個人的な診察が中心となることがほとんどです。

そのため診察時に時間をとって困り事や思いをしっかりとお聞きする・考えや気持ちの整理のお手伝いをすること、疾患・薬剤の説明をすること、認知の歪みの修正に一緒に取り組むなど、診察時間内でのやりとりが、より必要・重要となっている様に感じます。

その部分のより一層の充実を考えていこうと思っています。