ベンゾジアゼピンはGABAの作用を強くする

GABAという神経伝達物質は、神経の活動を抑える働きがあります。

不安感とは興奮性の神経系の働きが過剰になって生じています。

そのため、GABAによって神経の活動が抑えられると、不安感が減少します。

ベンゾジアゼピンを飲むと、血流に乗って体の中を運ばれていき、血液脳関門というゲートを通って、脳の中に入っていきます。

ベンゾジアゼピンは脳の中でGABAの作用を強くする働きをします。

そのため、ベンゾジアゼピン系の薬剤を服用すると、不安が減る効果が期待できます。