変な夢を見ます

睡眠に入るとまずノンレム睡眠に入り、60−90分ほどするとレム睡眠になります。睡眠中はこのワンセットを繰り返しています。

変な夢を見ている時は、レム睡眠中の時です。ノンレム睡眠の時にも夢を見ることもありますが、シンプルな内容になります。

レム睡眠中には、脳の感情を司る部分や視覚を構成する部分が活発になり、その時にイメージが合成されると考えられています。

同時に、論理的にまとめ上げる脳の機能の一部は低下しているので、イメージが奇妙な内容でも変だとは思わないのです。

この、レム睡眠中の脳の活動によるイメージが意識に上ったものが夢です。

レム睡眠の直後に起きると夢が記憶に残ります。

何か気にかかっていると、感情を司る脳の部分が働き、レム睡眠中の夢にも影響を与えます。

参考:睡眠の科学・改訂新版なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか