アプリやVRで治療

VRはゲームなどで使われていますが、これを認知行動療法にも使っていこう!という動きがあります。

暴露療法といって刺激に触れて慣れていく認知行動療法がありますが、それを体験できるVRは以前からありましたが、

うつ病患者さんに対するVRを用いた治療https://www.ncnp.go.jp/topics/2022/20221207p.html

や、統合失調症患者さんのソーシャルスキルVRなども開発中のようです。

また、アプリを治療に使っていこう!という動きもあり、すでに禁煙アプリはリリースされており保険適応されています。

不眠症を治療するものも国から承認されましたが、現在は提供はまだのようです。このアプリも保険適応になりそうです。https://www.susmed.co.jp/news/post/2642/

こういったデジタルを利用した認知行動療法に期待しています。

今までの認知行動療法は、説明の文章がぎっしり書いてあったりして、「勉強してきてください」「宿題をしてきてください」というようなスタイルなので、

なんとなく、とっつきにくいというか、「あんまり楽しくないな、やってみようって思えないな。」

という人も多いんではないかなと思っていました。

せめて資料を少しでも見やすいデザイン、可愛いデザインにしてみるとか、ごちゃごちゃ書かずに簡潔にわかりやすく大きく書くとか、そういう、

少しでも「やってみようかな?」と思える資料を自分で作ってみようかなと思っていたりもしましたが、なかなか進んでいませんでした。

ゲーム感覚のような機器や、身近なスマホを利用したものの方が、取り組んでいただきやすいのではないかなと思います。