2024年6月16日
診察机をどうするか考えた話
開業時に、診察室の机をどうしようか考えた時、最初に思い浮かんだのは一枚板の机でした。
一枚板の机って(この机の絵はAIが作ってくれました)
ゆったりとして堂々とした落ち着いた雰囲気があって、
長い年月を経てきた木の年輪が、あらためて人生を考えるような時間を想起させたり、暖かな雰囲気を醸すような気がします。
こういう机で診察を受けたら無機質な感じの机より気分が落ち着くのかもなぁと思って、
一枚板の机にしようかなと思ったのですが、納品に結構時間がかかってしまうということと、
かなり重量がありそうなので、エレベーターのない2階に運び入れるのは大変すぎるんじゃないかと思って、やめました。
それで、どうしようかなと思っていた時に見つけたのが、FENIXという素材でできた机でした。
この素材は2013年に開発されたもので、ナノテクノロジーとやらを利用しており、熱を加えると傷が消えるんだそうです。
何か面白そうだな、良さそうだなと思って、その素材の机にしました。
今、一年半くらい使っていますが、ボールペンの汚れやちょっとした傷もメラミンスポンジで擦ったら消えるし、アルコール消毒しても傷まないので、快適に使えています。